料理研究家として「いつかはレシピ本を出したい」と思いませんか?
多くの人々に料理の楽しさを伝えるために、レシピ本の出版は非常に有効な手段です。特に、料理教室を運営している場合、レシピ本を教室のテキストとして活用することで、授業の質を高め、生徒さんの満足度を向上させることができます。
この記事では、料理研究家がレシピ本を作成して教室のテキストにする方法を提案したいと思います。
質問です。教室のテキストはどんなものを使っていますか?
大きな料理学校であればテキストがありますが、自宅で料理教室を開いている場合、自分で作成したレシピを家庭用インクジェットプリンターで印刷して生徒さんに渡している方も多いのでないでしょうか?
教室では先生自らデモがあるのでテキストはそれほど重要ではありませんが、あとから見返したいときに濡れた手で触ってインクが滲んだテキストだと残念ですよね。
こういったケースを多く見てきました。自分の大好きなお料理の先生のテキストが「ちゃんとした料理本だったらいいのに」「もう少しオシャレなものだったらいいのに」と思ったことは一度や二度ではありません。
レシピ本を教室のテキストとして使用することで、授業の質が向上します。生徒が自宅でも復習しやすくなり、教室で学んだことを実践しやすくなります。また、テキストとしてのレシピ本は、生徒にとって貴重なリソースとなり、満足度が高まります。
レシピ本を出版することで、料理研究家としての信頼性が高まります。さらに紙に印刷された本は、レシピ本として使いやすいでしょう。レシピ本の出版はキャリアの照明であり、新たなファンや生徒を惹きつける強力なツールになります。
レシピ本の販売は、教室以外の収益につながります。製本された素敵な本であれば生徒さんも喜んでテキストを購入してくれるはずです。教室のウェブサイトやSNSでの情報発信にも役立ちます。
レシピ本は、教室の宣伝ツールとしても効果的です。本を通じて料理教室の魅力を伝え、新規生徒の獲得につなげることができます。書籍出版の信頼感は教室運営にプラスになります。
レシピを書籍にする方法とそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
本を出版するというとこの商業出版をイメージするかもしれません。しかし誰でも商業出版できるわけではありません。すでに実績のある料理研究家やSNSで何十万人というフォロワーを獲得している料理研究家に絞られますが、誰もがインフルエンサーになれるだけではありません。
メリット
- 出版社のサポートを受けられる
- 高い信頼性とブランド力
デメリット
- 出版できる可能性が限定されています
- 出版社の要求に応じる必要がある
次に本を出版する方法としては自費出版があります。しかし料理本は撮影が必要になること、デザインのコストがかかること、カラー印刷であることなどから、初期費用が相当高くなってしまいます。数百万円を請求されることがほとんどでしょう。
メリット
- 自分の意思決定で出版ができる
- 企画のテーマを自分で決定できる
デメリット
- 初期費用がかかる
- ビジュアル本はレシピを作るだけでは出版できない
最後に個人出版について。これは自分で本を作るというプロセスです。形態は異なりますがzineなどがこれに当てはまります。レシピ考案や写真はもちろん、デザインや入稿までを自分で行います。
メリット
- 完全に自由な制作プロセス
-オンデマンド印刷や電子書籍を活用できる
デメリット
- 全ての作業を自分で行う必要がある
- 自分でできないパートは外注する必要がある
自分で本を作るアプリBookoは、テンプレートを使って本を作れます。第一線で活躍するブックデザイナーによるレイアウトがセットになっているので、レシピ本のようなビジュアルを重視した書籍の出版にこそ有用です。
最近では写真はSNS用に撮り溜めている人も多く、スマホでも十分美しい写真が撮影できます。Bookoを使えば、レシピと料理写真さえあれば、簡単に料理本が作れて、ワンストップで出版まで可能です。
浜内千波さんは商業出版を400冊以上経験している有名料理研究家です。しかし「商業出版では実現できないコンセプトの本を自分で作りたい」と、Bookoを活用して出版されました。
Bookoで作った本はAmazonのPODを利用して発売されるので、世界6カ国での紙の本の発売が可能です。
今、日本の和食が大変注目を浴びていることから、海外の方に向けて日本語と英語の併記で日本の家庭料理の本を出版しました。
今、料理研究家と名のつく人は600万人いると言われています。1万部売れる本を夢見るより、自分の生徒やファンに向けて確実に30冊売れる本を作ることで、情報発信につながり、新たなコミュニケーションやつながりを生み出すからです。
Bookoは確実に届けたい人に向けて作る本を応援します。
料理研究家としてのキャリアを1冊の本にまとめてはどうでしょうか!