自分で本を作る

著者の強みとは? 本作りを成功させる5つの法則①

2024-08-07

自分の強みを活かした著者になる

 

 

5つの成功法則「強み」とは?

 

1.強み「誰が?」 

2.テーマ「何を?」

3.ターゲット「誰に向けて?」

4.ジャンル「どこで?」

5.パーパス「何のために?」

1つめの「強み」とは、本を作る上で、著者になる人が知っておくべき法則の第一項目です。

(本を書くための『5か条』についてはコチラをどうぞ)

 

 

「自分が主人公になる」本作りがうまくいく

 

本を作る時、最初に考えるのは一般的には「テーマ」かもしれません。確かにテーマは非常に大事なもので、テーマこそが本の50%を占めると言っても過言ではありません。

 

しかし、Bookoは「テーマ」より、書き手の「強み」を最優先課題にすべきだと考えています。これは個人出版でも、商業出版でも、自費出版でも同じです。

 

Bookoの考える本づくりとは、「誰が」「何を」書くかということを大事にしています。

 

現在、出版業界では、毎日200点以上の新刊が出版されています。このような状況でまだ誰も知らない、手をつけたことのないテーマや情報があるかというと、「ない」のが現実です。

 

また「テーマ」から入ると、売れそうなテーマ、売れてる本の真似になりがちで、著者との親和性が低くなります。

 

つまり、書けないことを書くことになる。書けたとしても、表面的な内容に終わることがほとんどです。

 

さらにインターネットとSNSの普及で瞬く間に拡散されてしまう情報は、価格という側面では無価値化されました。

加えて生成AIが普及したことにより、一般的なナレッジや知識、情報は、精度の高いものが無料で簡単に手に入る時代になりました。

 

名もなき個人への共感が成功のコツ

 

だからこそ「誰が書くか」が大事になるのです。

 

もちろん著名人や有名人、インフルエンサーはアドバンテージも大きいでしょう。でもそればかりではありません。

名もなき個人への共感力も着実に育ってきています。

 

では、名もなき個人の何に共感するのかというと、「その人が、何をしてきたか」です。

  

「スーパーの見切り品だけで月1万円の食費で家族3人やってきた節約のプロ」

「マーケティングにハマって、気になるキャッチコピーを見つけたら全部メモしてリスト化している」

「雑草が好きで住んでいるエリアの雑草は知り尽くしている」

「秘境の寺巡りが趣味で日本全国のお寺をお参りし尽くした」

 

など、こうした「自分」ならではの「強み」が共感を呼ぶのです。

 

・好きで好きでたまらないものがある

・誰かにシェアしたい経験や体験がある

・ニッチでもその道のプロ

など、エモい人ほど著者になるとすごい才能を発揮します。

 

 

著者性はヒューマンエラーから生まれる?

 

最近は、ニーズを優先した「マーケットイン」と呼ばれるモノ作りが主流になってきていますが、本づくりに関してマーケットインはそれほど通用しないと感じています。(売れた本の二番煎じ、三番煎じという意味では、大いに通用していますが)

 

本の面白さは、マーケットでは測れない偶然性や新奇性、「エモさ」がカギになります。いわばヒューマンエラーのようなものが著者性につながるのではないでしょうか。

 

そうした中で生まれる本こそが、魅力のある1冊になるとBookoは考えています。

 

 

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ふたつめの5つの法則は「テーマ」です。

 

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