5つの成功法則「テーマ」とは?
1.強み「誰が?」
2.ターゲット「誰に向けて?
3.テーマ「何を?」
4.ジャンル「どこで?」
5.パーパス「何のために?」
(本を書くための〈5つの法則〉についてはコチラをどうぞ)
さて、これから作る本の「強み」も「テーマ」も「ターゲット」も決まりました。次に必要なことは、どんな「ジャンル(見せ方)」にするかです。
例えば、ビジネス書ひとつにしても、最初から最後まで文章がびっしりのものもあれば、辞典・用語集、Q&A、実例集、図解、中には小説や漫画といったものまであります。また、お料理の本にしても、レシピ集だけでなく、エッセイや、使う素材も写真だけでなくイラスト仕立てにしたものなど様々な本が存在します。
自分が伝えたいと思った内容を「どのように見せると一番伝わりやすいか」は非常に大切なポイントとなります。今回は、自分が作る本をどのような「ジャンル」にすればいいかを考えるポイントを紹介します。
先ほどもお話したように、本はジャンルによって読者の受ける印象がまったく違ってきます。まずは文字だけにする? イラストは? 見開きだけで展開する? それとも小説のように1冊まるごと流れるようにする? など、考え始めると正解がわからなくなってしまいがち。
そもそも、どんなジャンルがあるのか頭でいくら考えていても限界があるものです。そこで、まずは自分の本棚を見渡してみましょう。あなた自身が「わかりやすい」「見やすい」と思っている本が並んでいるはずです。
次に、大きめの本屋さんに行って、自分が作ろうとしてる本が並んでいるコーナーに行ってみましょう。そこには「こんな見せ方もあるのか!」と目からうろこのヒントがずらりと並んでいます。
自分が作ろうと思っているテーマと類似の本をたくさん知ると、ひとつの事実に気づくと思います。
それは、世の中にはほとんど全てのジャンルが出尽くしてるということ。
本を作る時はできるだけ今までにない唯一無二を目指してしまいたくなるものですが、ジャンルに関してはそんな必要は一切ありません。先人が見せてきたジャンルをお手本とするのが、結果的に読者にも一番伝わりやすいという考え方でOKです。
ジャンルに関しては、個性を出すことよりも、「伝わりやすさ」を最優先に考えるのがベストです。
もちろん、小説を書きたい!という人は迷わず小説を選んでください。
ジャンルを考える時に、コミックエッセイのほうが伝わりやすいと考えたとしても、自分でイラストや漫画が得意でなければ、他の方法を考える必要があります。もちろんその情熱からイラストを習い始めてもいいのですが、伝えたいことがある場合は、早めにアウトプットしたほうがいいと思います。その時に自分自身が「作りやすそう」なジャンルを選ぶのはとてもいい方法です。
Bookoでは、伝わりやすく、センスもよく、カスタマイズもしやすいジャンルのテンプレを用意しています。
大きな本屋のコーナーほどの数はありませんが、だからこそ、ジャンル選びに迷った時に、これらのテンプレから「これなら作りやすそう!」と思うものを選ぶのも、ジャンルを決める最速かつ最適な方法かもしません。
自分にフィットしたジャンルが決まったら、最後の法則「パーパス」です。
パーパスがあると、自信がなくなったり、作りたい気持ちがなくなっても、また書き始めることができます!