自費出版だけじゃない!エッセイの出版方法&出版社の探し方

あなたのエッセイを世の中へ。出版社に送る?それとも自分で?選べる道がここにある。

「自分で書いた渾身のエッセイ、どうやって出版すればいいんだろう?」そのような思いを抱えている方は少なくないはず。出版社に送るべきか、それとも自分で出版するべきか…。選択肢は意外とたくさんあります。

でも、どの方法を選べば後悔しないのか。費用はどのくらいかかるのか。そもそも出版社はどうやって探せばいいのか?

この記事では、エッセイを世に送り出すための選択肢を詳しくご紹介します。あなたの作品にぴったりの出版方法が、きっと見つかるはずです。

はじめに:エッセイを出版するということ

はじめに:エッセイを出版するということ

エッセイとは、自身の経験や考えを自由に綴った文章のことです。日本では随筆とも呼ばれ、日常の些細な出来事から、人生観や社会問題まで、テーマは実にさまざまです。貴重な体験や独自の視点を持ちながらも、「エッセイを形に残したい」「自分の想いを誰かに届けたい」と思いつつも、執筆したエッセイをどのように世に出せばいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

「出版する」と一口に言っても、その方法は一つではありません。大きく分けると、以下の4つの方法があります。

  • 商業出版
  • 自費出版
  • 企画出版
  • 電子出版

それぞれの出版方法には、メリット・デメリットがあります。そのため、ご自身のエッセイの内容や希望に合った出版方法を選ぶことが重要です。この先では、それぞれの出版方法について、より詳しく解説していきます。ご自身のエッセイをどのような形で世に送り出したいのか、具体的なイメージを膨らませながら読み進めてみてください。

出版の方法は?

出版の方法は?

商業出版:出版社と二人三脚で出版を目指す

商業出版とは、出版社が出版にかかる費用を全額負担し、書店で販売を行う一般的な出版方法です。著者は、出版社との間で出版に関する契約を結びます。そして、原稿の執筆や出版社の指示による修正などを行います。

商業出版のメリットは、費用負担なく出版できる点にあります。また、出版社の販売網を通じて、全国の書店に流通させることが可能です。そのため、より多くの読者に作品を届けることが期待できます。

一方、商業出版は、出版社の審査を通過する必要があるため、出版が難しいという側面もあります。出版社は、市場性や作品としての完成度、著者の実績などを考慮して、出版するかどうかを決定します。

自費出版:出版費用を負担して自由に出版

自費出版は、費用を全額負担する代わりに、内容やデザインなど、出版に関する希望を自分の思い通りにしやすい出版方法です。

メリットとデメリットをまとめると以下の通りです。

メリット

  • 出版社の意向に左右されず、自分の好きなように内容やデザインを決められる。
  • 出版社によって、一部書店に流通させることが可能。

デメリット

  • 出版費用を全額負担する必要があるため、ある程度の資金が必要。
  • かける費用次第では、編集や校正、デザインなどを自分で行う必要があるため、専門的な知識や技術が必要になる場合がある。

このように、自費出版は費用面で負担が大きい一方、自由度が高く、自分の作品を自分の理想通りに出版しやすいという大きなメリットがあります。自費出版は、自分の作品を多くの人に届けたい、自分のペースで出版活動を行いたいという方におすすめの出版方法です。

企画出版:商業出版と自費出版の中間

企画出版とは、商業出版と自費出版の中間に位置する出版形態です。費用負担は出版社と著者で行い、その比率は出版社や企画内容によって異なります。

企画出版では、出版社が費用の一部を負担することで、商業出版よりも出版のハードルが下がります。また、費用を負担する代わりに、著者にもある程度の自由度が認められる場合があります。

例えば、以下のような場合に企画出版が検討されます。

  • 商業出版では採算が合わないニッチなテーマの書籍を出版したい場合
  • 著者が出版費用の一部を負担することで、より多くの読者に届けたい場合

企画出版は、商業出版と自費出版のメリット・デメリットを併せ持つ出版形態と言えるでしょう。

電子書籍で自費出版する方法

近年では電子書籍の存在感が高まっており、紙媒体ではなく電子書籍での出版を選ぶ方も増えています。電子書籍で自費出版する場合、大きく分けて二つの方法があります。

一つは、Amazon Kindleや楽天Koboなどの電子書籍販売プラットフォームを利用する方法です。これらのプラットフォームでは、個人でも簡単に電子書籍を出版できます。

もう一つは、Shopifyとbookendを組み合わせた方法です。Shopifyで自社のECサイトを構築し、bookendを使って電子書籍を販売します。この方法では、プラットフォームに支払う手数料を抑えられるだけでなく、自社のブランドイメージに合わせたサイトで販売できます。

いずれの方法においても、電子書籍の作成から販売、宣伝まで、すべて自分で行う必要があります。そのため、ある程度の知識やスキルが必要となりますが、その分、自由に自分の作品を出版できます。

エッセイを募集している出版社の探し方

書店や図書館で情報収集

出版社の情報収集はオンラインだけでなく、書店や図書館も活用してみましょう。実際に書店に足を運んでみることで、自分のエッセイに近いジャンルの本や、興味のある出版社を見つけられます。

図書館では、過去の文芸誌や公募ガイドなどを閲覧できます。過去の受賞作品や掲載作品を参考にしたり、過去の公募要項から出版社の傾向を分析したりできます。

直接出版社に問い合わせるのも有効な手段です。出版社のホームページに掲載されている問い合わせフォームや電話番号を利用して、募集の有無や頻度などを質問してみましょう。

文芸誌・公募ガイドをチェック

商業出版を目指せる、または自費出版の出版費用を抑えられる「企画出版」という方法があります。企画出版とは、出版社が企画するテーマに沿って作品を募集する出版形態です。自分の作品を発表するチャンスを広げるために、積極的に活用してみましょう。

企画出版の募集情報は、文芸誌や公募ガイドでチェックできます。特に「公募ガイド」は、出版関係の情報を幅広く掲載しており、エッセイの公募情報も充実しています。

公募ガイドには、以下のようなエッセイの公募情報が掲載されています。

  • テーマ:恋愛、家族、仕事、旅行など多岐にわたります。
  • 募集作品:掌編、ショートショート、長編など、さまざまな長さの作品が募集されています。
  • 賞金・出版:賞金が授与されるもの、受賞作品が出版されるもの、書籍化の権利が得られるものなどがあります。

これらの情報を参考に、自分の作品に合った公募を探してみましょう。

自分に合った出版方法でエッセイを届けよう!

それぞれの出版方法にはメリットとデメリットがあります。しっかりと比較検討し、後悔のない出版を実現させましょう。

例えば、「費用をかけずに出版したい」「自分の書きたいように書きたい」という方には、電子書籍での出版がおすすめです。「出版費用は負担しても良いので、本を出版したい」「内容を自由に決めたい」「自分のペースで出版したい」という方には「自費出版」が向いているでしょう。

自分の作品を世に送り出すためには、どの方法が最適なのか、どの方法が実現可能なのか、じっくりと検討することが重要です。出版社との連携、費用負担、出版後の活動など、それぞれの方法によって異なる要素が数多く存在します。

資料を参考にしながら、自分にとって最適な方法を見つけて、エッセイ出版への第一歩を踏み出しましょう。

テンプレート代とISBN代だけでエッセイを出版できます!

あなたの心に秘めた想いをエッセイとして残してみませんか?

日本の一般的な自費出版社では、エッセイを募集していても、最終的には1冊の出版に数百万円もの費用がかかります。

でも、Bookoなら違います。出版費用なし、テンプレート代とISBN代のみで、あなたの大切な言葉を本にできます。

無料で10ページまでのお試しも可能!この機会に、出版への第一歩を踏み出してみませんか?

あなたの夢を、Bookoは応援します。

エッセイの出版に特化したBooko

会社名 株式会社ミンガコ
サイト名 Booko
代表取締役 長谷川 恵子
住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2F
TEL 03-6695-1979
メール info@mingaco.jp
URL https://www.booko.co.jp/